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浄土真宗のお仏壇は
阿弥陀如来という仏様の
「まごころ」
に触れるところ
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お仏壇を迎えたり、またお参りをする中で「お仏壇はどんな意味があるのですか?」と聞かれることがあります。お仏壇はその時々において様々な向き合い方がありますが、やはり「仏壇」という名前からしても「仏様の真心に触れるところ」という意味があります。浄土真宗においては阿弥陀如来という仏様の、いのち一つを思う心を聞くことだともいいます。
仏教では、この世に生まれた人の歩みは、なかなか思う通りに進むことは少なく、時にその心は愛欲に溺れてしまったり、貪欲・瞋恚・愚痴というものに苛まれてしまうといいます。それが「苦」となります。しかし、そのいのちを別けることなく、見捨てることなく、向き合って受け止めてゆく心があると説くのです。それが阿弥陀如来という仏様の「慈悲」の心だといいます。
人というものは自分自身と一人で向き合うことが難しいものです。また、自分自身のことを自分一人ではなかなか背負いきれない者だともいいます。そんな時、浄土真宗はそのいのち一つを「大丈夫ですよ」と受け止めてゆく、阿弥陀如来という仏様と向き合うことを勧めることであります。
仏様と向き合い、また自分自身と向き合い。そして、この「私の人生」を色んなご縁と歩ませていただくと、手を合わせるところに、浄土真宗のお仏壇を迎える意味があります。
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