kokokuji – お坊さんとお参り

【浄土真宗のお焼香の作法】

お参りに関して、よく聞かれることは「お焼香の作法」についてです。今回は浄土真宗本願寺派の焼香についてご案内します。 ①お焼香台の前、一歩後ろに立ち軽く一礼をします ②左足より一歩前に進んでお焼香をします ③お焼香は三本の […]

お供え物は、浄土真宗は他宗のようにあまり決まり事がありません。それはひとつに「私のできる限りのことをさせてもらいましょう」というお参りの心が前提にあるからです。お供え物の中でよく聞かれるものは「お餅」に関してですが、浄土

ご法事の時のお仏壇は、出来るならばいつもより荘厳にお飾りをさせていただきます。まず、打ち敷という三角形の織り布を仏様（三尊）の飾られている下の壇に設えます。日常編でありました灯・香・華の三具足は五具足（灯×２・香・華×

お参りの中で、浄土真宗のお仏壇の飾り方をよくよく聞かれることがあります。浄土真宗のお仏壇のお飾りの仕方は、灯・香・華の三具足の位置を仏さま中心に整えることです。まず配置する壇の場所は仏様（三尊）が飾られているひとつ下の

「むなしくすぐる、ひとぞなき」この世の縁を離れたいのちは何処へゆくのでしょうか。この世の縁のその先は仏教でも様々な往き先が記されています。大きくふたつに分けるならば迷いの世界に生まれ往く道か、迷いのない悟りの世界

浄土真宗のお仏壇では基本的にお位牌は用いません。お位牌とは、もともと中国の儒家で用いられていたもので、亡き人の官位と姓名を記した牌であり、そこに神霊が宿ると信じられていました。やがて日本の先祖崇拝と結びつき、仏教にも転用

お仏壇を迎えたり、またお参りをする中で「お仏壇はどんな意味があるのですか？」と聞かれることがあります。お仏壇はその時々において様々な向き合い方がありますが、やはり「仏壇」という名前からしても「仏様の真心に触れるところ」と

「本願力にあいぬれば」浄土真宗では阿弥陀如来という仏様の救いのご縁に賜わることを「あう」という言葉で表現します。「あう」とは「遇う」と書きます。これは「思いがけなくあう」の意があり、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人は「たまた

浄土真宗のお葬式のお勤めの中には「本願力」という言葉が出てきます。「本願力」とは阿弥陀如来という仏様が生きとし生けるものを救ってゆく力（南無阿弥陀仏）のことを表したものです。それは「迷い多きこの世の、あらゆるいのちを

浄土真宗のお参りの心それは、ご縁を観てゆくお参り。ひとつは極楽浄土へお救い下さる阿弥陀如来という仏様との仏縁。もうひとつはこの世で共に歩んできた人と人との縁。そして浄土真宗のご縁とは私がいただいている