様々な節目のお参り

浄土真宗のお参りのタイミングは、さまざまにあります。本来であれば、一日一度はご自宅のお仏壇や仏さまには、皆さまそれぞれに手を合わせていただきたいものです。では、お坊さんと一緒にお勤めをする場合は、どのような時にお参りするのがよいのでしょうか。

お参りの一例
・月参り   ・祥月命日のお参り
・お盆参り  ・お彼岸参り
・ご法事   ・ご葬儀

お仏壇やお墓のお参り
・お仏壇の入仏    ・お仏壇の遷仏
・お墓の建碑・納骨  ・お墓の遷仏

お寺で勤める法要
・永代経法要  ・報恩講法要
・修正会

浄土真宗では、上記のような時に、お寺やお坊さんと一緒にお参りいただいております。

また「お参りがしたいな」と感じられた時も、お参りのご縁ですので、そんな時はどうぞ遠慮なく、お寺までご連絡くださいませ。

お参りの服装

お参りの際の服装に特別な決まりはありませんが、仏さまへの敬意を表す意味でも、落ち着いた色合いで清潔感のある服装をおすすめいたします。

ご法事やご葬儀など、あらたまった仏事の際には、黒や紺を基調とした礼服(喪服)や、控えめな装いでご参列いただくのが一般的です。

普段のお参りであっても、あまりに華美な服装や露出の多い服装はお控えいただき、心静かに手を合わせる気持ちを大切にしていただければ幸いです。

また、一輪のお念珠とお持ちであれば式章とをご用意のうえ、お参りいただければ幸いです。

法事をお寺でお参りする際の持ち物

お仏壇をお持ちでない方や、何かしらの事情でご自宅でのお参りが難しい方は、お寺の本堂にてご法事のお参りをされます。では、その際の持ち物はどのようなものが必要なのでしょうか。光國寺での例をあげておきます。

ご法事でお持ちいただくもの
・故人様のお写真
・過去帳
・お花(長さ60~80cmくらいのもの)
・お供え物

光國寺・本堂でのご法事のお参りの際には、お内陣にご法事の祭壇を組ませていただきますので、上記のご用意をお願いしています。お花につきまして、お花立てはお寺のほうでご用意しておりますので、お花のみで大丈夫です。お供え物に関しましては、特に決まりはございません。故人様の好きだったもの、のちほど皆さまでいただけるものを考えてご用意くださいませ。

なお、服装につきましては、上記の「お参りの服装」をご参考になさってください。

また、お経本やお焼香の道具などは、お寺にてご用意しておりますので、そちらをご使用のうえ、お勤め・お参りいただきたいと思います。

以上が、光國寺本堂でご法事をお勤めいただく際の持ち物についてのご案内です。
なお、お寺によってご準備いただくものが異なる場合もございますので、他のお寺でご法事をされる場合は、あらかじめ菩提寺にご確認いただければと存じます。

ご法事のお供え物

「法事の時のお供え物は何が必要でしょうか?」

お供えをしたいと思っても、「何がいいのかな?これはアリなのかな?」と迷うことがありますよね。
では、実際のところ、お供え物には何を選べばよいのでしょうか。

実は、浄土真宗ではご法事などのお供え物に関して厳しい決まりはありません。

ですので、お供え物を選ぶ際には、季節のもの、ご縁ある方が好きだったもの、あとで皆さまでいただけるものなどを考えながら、お供えしていただければ大丈夫です。

何をお供えするのが正解かというよりも、ご縁あるいのちに思いを寄せて、それを選ぶ――その心こそが大切です。

ちなみに、お供えに関してよくご質問いただくのが「お餅」についてです。
浄土真宗では、切り餅をお供えする必要はありません。
もしお餅を供える場合は、小餅を二、三段に盛ってお供えいただくのがよろしいかと思います。

あ、ご自宅でのご法事でしたら、お仏飯はお願い致します。
小餅のお供えの一例

お参りの作法

お参りには様々なお作法がありますが、今回は浄土真宗のお作法についてご案内します。

お念珠の持ち方と合掌礼拝の作法
① お念珠は、常に房を下に垂らし、左手で持ちます。合掌の際は、両手にお念珠をかけ、親指で軽く上からおさえるようにします。珠をこすり合わせて音を立てたり、手のひらの中で握りしめたりすることはいたしません。

② 合掌は、胸の前で両手を合わせ、指先は約四十五度うえに向けて合掌します。そして、その姿勢のまま「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えます。近年は声に出して称える方が少なくなってきておりますが、できる限り声に出してお念仏をしてお参りください。

③ 礼拝は、お念珠をかけて合掌した姿勢のまま、上体を前に四十五度ほど傾け、また静かに元の姿勢へと戻します。

お焼香の作法
浄土真宗本願寺派においては、「お香はおしいただかない」そして「回数は一回」が基本となります。以下に、お焼香の作法をご案内いたします。

① お焼香台の少し手前で、軽く頭を下げます。

② そのまま進み出て、お香を一回つまみ、そのまま香炉の炭へお焼香いたします。このとき、お香を額におしいただくことはいたしません。また、お香をつまむ前に合掌・礼拝する必要もありません。

③ 合掌と礼拝をいたします。

④ 礼拝を終えたら、二、三歩後退し、再び軽く頭を下げてから席へ戻ります。

以上が、浄土真宗本願寺派におけるお焼香の基本的な作法です。
忘れてしまうこともあると思いますが、良きようにお参りくださいませ。
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